理科大のリケジョだった私が成果主義の営業マンになったストーリー

インターンを始める前の自分

私は、理系の大学で研究と単位取得にひたすら時間を使っていました。研究内容は、極端に、簡単に言うと無機質しかない世界からどうやってDNA・タンパク質が生まれたか、という内容です。

現在、地球上に存在するすべての生物(一部のウイルスを除く)の遺伝情報は、「DNA→RNA→タンパク質」の順に伝達されています。この一連の流れをセントラルドグマと呼びます。

現在の地球上にはDNAもタンパク質も存在するのでこれが問題なく行われていますが、原始地球環境下でどのようにして最初の生物が誕生したかを考えたときに、所謂「卵が先かニワトリが先か」論争が起きてしまいます。なぜなら、タンパク質はDNA無しには作られませんが、DNAはタンパク質によって合成されているからです。

この問題を解決する仮説の1つに、RNAワールド仮説があります。初期の生命はRNAを基礎としており、後にDNAにとって替わられたと考える説です。私はこの仮説を立証するための実験を行なっていました。

そのために週に5~6日、11時~18時すぎまでの時間を費やしていました。

インターンでの経験や実績

大学の研究に週5~6日使うため、StepHouseの他のインターン生に比べると、出勤日数は少なくなってしまいました。

その出勤日数が少ないことに対して、罪悪感もあり、出勤する日は成果をしっかりと残そう、という意識が強くありました。

月間の訪問件数がどうしても他のインターン生より少なくなってしまうため、商談アポイントの数ではなく、必ず商談に、さらには契約に繋がるアポイントを取ることを意識し、行動しました。

また、一日の中で、手ごたえのあるアポイントがとれるまで動き続ける、と決めていました。

ロールプレイングをする機会も他の人と比べて少なくなることから、頻繁にされる質問への切り返しを徹底的に、完璧にこなせるようにするなど、限られた時間の中で成果を出す工夫をしました。

その結果、月に1度しか出勤できなかった時も、他のインターン生に勝るほどの成果を残せるほど実力をつけることが出来ました。

就職活動に活かせたこと

私はこのインターンでの経験を通して、営業系の職種を中心に就職活動をしました。しかしその中で、「理系の大学」ということがネックに感じる企業もありました。

「なぜ大学生活の中で、まじめに研究して学問に励んできたのに、研究ではなく営業をやるのか?」

面接で何度も聞かれました。しかし、大学の研究をまじめにやったからこそ知った、地道に同じ作業を繰り返して成果を得る研究職と、インターンで営業をやったからこそ、そのやりがいや面白さを感じた営業職の、二つの経験を踏まえた比較から導き出した、確かな私の意思は、かなりの説得力をもって企業に伝わりました。

インターンの経験からベンチャー企業に対する意識が変わり、私はIT広告系のベンチャー企業に就職します。縦社会ではなく、自分のアイディアが認められば自分のやりたいことが出来る、という理想的な企業に出会えたのは、このStepHouseのおかげだと感じています。

社会人スタートへの意気込み

以前の私の企業に対するイメージは、誰でも名前を聞いたことのあるような大企業、または家族経営のような小さな会社、の二択のイメージでした。さらにその社長は、大きな椅子に座っているおじさん…(笑)。

しかし、このStepHouseに入ってその考えは大きく変わりました。まず社長の氏原さんがイケイケ(笑)。幹部の多山さんもイケイケ(笑)。ザ・おじさんな風貌の人はだれ一人いませんでした。

高い意識で生き生きとかっこよく働いている人たちと過ごすことで、自分自身も楽しんで仕事をすることが出来ました。ベンチャーならではの、一人ひとりが会社を引っ張る雰囲気を感じ、企業に対する考え方が変化しました。

ベンチャー企業の1年目から大きく活躍できる、というところを活かし、私も氏原さんや多山さんのようにかっこいい人になりたいです。

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