私が目指すゴールは『1人でも生きていける強い女性』元々何も目標がなかった私が身につけた2つの力
◎大学 : 大学國學院大学 人間開発部
◎学年 : 4年
◎名前 : 竹内 愛
インターンシップを始める前の自分
大学に入学してからアルバイト、サークルといかにも大学生!というような日々を過ごしていました。
友達と飲んで遊んでオールして、授業中に寝ることを繰り返していたのです。
その場は楽しかったのですが「自分は何をしているんだろう、このまま4年間過ごして将来大丈夫なのか」とよく考えていました。
また自分が大学で所属していた学科は子供の教育を学ぶ学科だったのですが、そこでの勉強に楽しさを見出せず将来に対して不安を抱いていました。
インターンシップを始めたきっかけは?
大学の友人たちの影響が大きいです。
私の所属していた学科の友人は2年生になると保育園や幼稚園のインターンシップに行っていました。
その影響を受け、保育士の道には進まないにせよ周りと同じように将来に向けて何か行動しようと考えるようになったのです。
私はコミュニケーションを取ることが好きだったので、将来は営業職に就く可能性が高いと考えました。
そこで営業が学べるインターンシップを始めようと行動したのです。
現在のインターンシップを選んだ理由は、面接で話した方々が同じ大学生であるにもかかわらず、自分と全く違う考え方をしていたことに驚いたからです。
「同じ大学生なのにここまでギャップがあるのか」と衝撃を受け、この人たちと一緒に働きたいと思いました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
インターンシップを通して学んだことは2つあります。1つ目は、話す力です。
私はもともと自分の意見を言語化して、相手に伝えることが苦手でした。
そのため、上手にコミュニケーションが取れず悔しい思いをすることが最初のうちは多かったです。
ただインターンシップ先で働く中で、どうやったらお客さんに分かりやすく伝えられるか試行錯誤していき、日常生活でも活かすことができました。
私はインターンシップを始める前は、コミュニケーション能力=トーク力だと考えていました。
しかしインターンシップを通して、相手の話をしっかり聞いて答えることがコミュニケーションの本質であることを改めて学んだのです。
2つ目は、考える力です。
私は今までの人生で大きな失敗をしたと感じることは正直ありません。
なんとなくやればなんでもできていたので、自然と失敗を避ける選択をしていたのだと思います。
しかしインターンシップではやってもできないことが多く、何度も壁にぶつかり悔しくて涙を流すこともありました。
できないことをできるようにするサイクルの中で、どうしたら現状を打破できるかしっかりと考えるようになり、乗り越える力が自分の中につきました。
成長できた理由・要因は?
私のインターンシップ先の特徴である「失敗が許される環境」のおかげです。
普通のインターンシップだと学生が任される仕事の量や裁量は少ないことが多く、失敗しても会社の数字に響かないことが多いと思います。
しかし私が所属していたインターンシップは、最初から最後まで学生が全てを担当するので多くの裁量を与えられます。
そのため、自分の裁量で全部ができる環境に身を置くことができました。
しかし失敗が許されている反面、数字を出さなければいけない大きな責任もあります。
「裁量が多く、挑戦ができる」がそれに伴う「大きな責任」がある環境において、目標に向かい一生懸命取り組めたことが成長の要因だと考えます。
これから挑戦したいこと
これから挑戦したいことは2つあります。
1つ目は、本やSNSで多くの情報を発信することです。
自分の中の軸として、マインドや持っている知識を周囲の人に発信して影響を与えられる人になりたいというものがあります。
今まで学んだことやこれから先学ぶことはしっかりとインプットして、同時に良いアウトプットもしていきたいです。
2つ目は、1人でも生きていけるような強い女性になることです。
私は30歳になった自分の姿を1つのゴールとして将来を考えています。
私は結婚願望が今のところなく、30歳以降の自分の人生は全く分かりません。
しかし30歳になった時の自分が困らないために、それまでは全力で仕事に打ち込もうと考えています。
もし女性ならではのライフイベントが30歳以降になって訪れた際に、社会から必要とされる人材で私はありたいです。
反対に結婚しない選択肢を選んだとしたら、1人で生きていける人間力と財力を持ち合わせている人でもありたいです。
どんな未来が訪れるかは分かりませんが、この20代の時間を大切に過ごしていきたいと思います。
私にとってインターンシップとは
たくさん失敗をする場所です。
営業スキルはもちろん身につきますが、それ以上にインターンシップは人間力を高められる場であると思います。
決して楽な環境ではないけれど、壁にぶつかるたびに自分と向き合いたくさん考えます。
もちろん、最初はなかなか自分1人で乗り越える事はできません。
しかし、考え方や乗り越え方を教えてくれる上司や先輩、一緒に考えてくれる仲間もたくさんいます。
そして段々と自分1人でも乗り越えられるようになり、失敗を成功に活かす能力が身につくでしょう。
「失敗が成功を生む」とよく言いますが、まさにその言葉がピッタリな環境だなと思います。