経営コンサルティングは個人プレーだと勘違い。協調性を持つために徹底的に意識した◯◯とは
◎大学 : 慶應義塾大学 法学部
◎学年 : 3年生
◎名前 : 新滝 遼平
インターンシップを始める前の自分
僕は大学2年生の時に長期インターンシップを始めました。それまでは部活動にも所属せず、サークル活動もしっかりと取り組んでいませんでした。
その時の自分は日々の生活にフラストレーションが溜まっていて、なにもしていない自分に焦っていたことを覚えています。
何かをしなくてはいけないとは思っていましたが、何から始めればよいか分からずにいました。
毎日遊んでいても、得られることはないに等しかったと思います。
将来の自分にも不安が募るばかりで特に何も身につけることがなく、時間だけが過ぎていきました。
インターンシップを始めたきっかけは?
何もしていない自分にフラストレーションがたまっていく中で、そのことを友達に話したところ、長期インターンシップが良いというアドバイスをもらいました。
最初は何となく「始めなければいけない」という気持ちで応募したことを覚えています。
社会人として働いている人の下で直接的に働くことで、実際の仕事内容を見ることができます。
どういうビジネスモデルで稼いでいるのか、社会のシステムはどういうものかを自分の目で見て確認したいと思いました。
そこで僕は、コンサルティングの企業でインターンシップをやることにしました。
将来コンサルティングの仕事をやりたいわけではなかったのですが、コンサルティングの仕事に決めたのには理由があります。
飲食業は物を与えて対価を得るのに対して、コンサルティングはお客様に情報やノウハウを教えるという目に見えない商品を与えています。
そのため、目には見えない商品で対価を得られるのかと疑問に思っていたからです。
こうした理由で、コンサルティング業務のビジネスモデルを知りたいと思い長期インターンシップを始めました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
僕が長期インターンシップで身についたと思うスキルと考え方は、コミュニケーションスキル、協調性、すぐに対応できる能力です。
経営コンサルティングの業務では、個人でやるものはなく人と協調性を持ってやるものが多いため、自分の考えだけで動くことはいけないと学びました。
また、僕はオフィスでの電話対応を見ている中でわかったことがあります。
それは、電話は相手からかかってくるものの、相手のニーズにあった回答をすぐにしなければいけないということです。
すぐに対応するというのは僕にはもってないスキルだったので身につけたいと思いました。
また、僕はインターンシップ先でタスクを与えられたときに、どのくらいで終わるかを明確にして相手に伝えることを意識して業務を行っていました。
これにより計画性も身についたと思います。
成長できた理由・要因は?
僕のインターンシップ先はインターンシップ生に対してのサポートが手厚い企業だった為、色々なことを聞きやすい環境でした。
どのくらいで与えられていたタスクが終わるかも聞かれることが多かったので、計画性を持ちながら働くことができたと思います。
また、インターンシップ生も社会人の方と働くのでペースを合わせなければいけない為、協調性も身についたと思います。
これらを行った結果、長期インターンシップでは多くのスキルを身につけることができました。
企業の学生に対する教育のおかげで成長することができたことを嬉しく思います。
これから挑戦したい事
僕はこの長期インターンシップを生かして就活に役立てたいと考えています。
長期インターンシップをしているからいいというわけではありませんが、やっていない学生よりも得られたものは必ずあると思います。
そういったところを他の学生と差別化して就活に挑みたいです。
それに加えて、自分が長期インターンシップで行ってきたことを上手く言語化して相手に伝えるというスキルを育んでいきたいです。
就職をしてからも、身につけたスキルを活かして活躍していきたいと考えています。
私にとってインターンシップとは
僕は長期インターンシップをお得な制度だと思います。
普通のアルバイトでは得られない経験やスキルが得られるだけでなく、長期インターンシップでは有給のものも多いからです。
お金ももらえて挑戦できるものはあまりないため、長期インターンシップをやらない理由は見つかりません。
だからこそ、もっと多くの学生がやるべきだと思います。
学生時代は時間が多くあるため、その時間を利用して長期インターンシップを行い、たくさんのスキルを身につけることをお勧めします。