【OB/OG訪問の質問戦略を紹介】話を深ぼるための3つのテクニックとは?質問における注意点やマナーも紹介

作成日:
2022-01-26
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はじめに

就活に向けて「OB/OG訪問をしよう」と考えている方もいるでしょう。

しかし、初めての場合には「どのような質問をしたらよいかわからない」という疑問を感じるものです。

せっかく先輩に時間を割いてもらうのだから有意義なOB/OG訪問にしたいですよね。

そこでこの記事ではOB/OG訪問の質問について紹介していきます。

OB/OG訪問を有意義にするためには、ただ質問するだけでなく先輩から深い話を聞かなければいけません。

深い話を聞くためのテクニックや考え方を紹介するので、OB/OG訪問の質問をどのようにしたらいいか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

質問を考える前にOB/OG訪問の目的を確認しよう

OB/OG訪問,質問

まずはOB/OG訪問の目的を確認しておきましょう。

目的に沿った質問をしなければ有意義な時間にできないからです。

OB/OG訪問においては以下5つの目的があります。

  1. 業界研究
  2. 企業研究
  3. 職種研究
  4. 自己分析
  5. 選考の対策

以上5つは人によってどれを重視するかが異なるでしょう。

そのため、それぞれのOB/OG訪問において自分が何に重きを置くのかを最初に確認しておいてください。

何に重きを置くのかを考える際には自分の研究がどの程度進んでいるのか、訪問する先輩の仕事や業界・立場などを考慮してみましょう。

たとえば、業界研究をしている中で「これはどういうことだろう?」と疑問が残ってしまうこともあります。

こういった場合にはその業界に勤めている先輩の話を聞き、現場ではどうなっているのかを知ることで解決するでしょう。

自分が気になっている職種で働いている先輩を訪問する場合の例も挙げておきます。

ネットや本などの情報と実際の現場がどう違うのかを聞くと、自分に合っているかどうかの判断がしやすくなるでしょう。

このように、自分自身が研究する中で疑問に感じていることや訪問先の先輩の状態から何を詳しく聞きたいのかを明らかにしておいてください。

OB/OGを訪問する前にしておくべきこと3つ

OB/OG訪問,質問

続いて、OB/OG訪問をする前に知っておくべきことを3つ紹介します。

  1. 事前にリサーチしておく
  2. 質問の優先順位を決めておく
  3. 質問をメールで伝えておく

以上3つに共通するのは訪問前に質問内容をしっかり決めておくことが大事だということです。

それぞれ詳しく紹介していきますので、どうして質問内容を事前に決めておくことが大事なのかを考えながら読んでみてください。

①事前にリサーチしておく

OB/OG訪問,質問

OB/OG訪問することが決まったらまずはリサーチから始めましょう。

すぐに調べればわかるようなことを質問してしまうと先輩の時間を無駄にとらせてしまうからです。

また、リサーチをしないと基礎的なことばかり質問することになり、OB/OG訪問でしか得られない深い情報を得にくくなってしまいます。

すでに紹介しましたが、OB/OG訪問の目的を明らかにする場合にも業界研究などのリサーチが必要です。

それに加えて、先輩が勤めている企業についてや勤め始めて何年なのか、どんな職種で働いているのかなども調べておくとよいでしょう。

これらの情報を調べていく中で疑問に感じたことをメモします。

そこから質問を深掘りし、OB/OG訪問でしか得られないような深い話を引き出していくようにしてください。

質問を深掘りする方法についてはのちほど紹介します。

②質問の優先順位を決めておく

質問を考えた後はそれぞれの質問に優先順位をつけておきましょう。

OB/OG訪問の時間は限られているため、本当に聞きたいことを最初にもってきて聞き漏らさないようにする必要があるからです。

この優先順位を決める際にもOB/OG訪問の目的を明らかにしていくことが大切になります。

あなたがそのOB/OG訪問で得たいことが聞き出せるような質問を最初にするように心がけてください。

③質問をメールで伝えておく

OB/OG訪問,質問

OB/OG訪問をする前にはリサーチをして質問の優先順位を決め、その後に聞きたい質問を先輩に事前にメールで伝えておきましょう。

質問の内容によっては考える時間が必要なものや資料などがあった方がわかりやすい場合があるからです。

事前にメールで伝えておけば先輩が質問に答えやすくなります

そうすると1つの質問にかかる時間が短くなり、さらに詳しい話を聞きやすい状態が作れるでしょう。

先輩にとってもあなたにとっても質問を事前にメールで伝えておくことは大きなメリットがあるのです。

ぜひ実践してみてくださいね。

OB/OG訪問でするべき質問としてはいけない質問の種類

OB/OG訪問,質問

ここまでの内容でOB/OG訪問の質問を作るために何をしたらよいのかがわかったでしょう。

続いて、OB/OG訪問でするべき質問としてはいけない質問の種類について紹介していきます。

するべき質問の種類

OB/OG訪問でするべき質問はあなたがOB/OG訪問で得たい情報が得られる質問です。

たとえば、業界研究で疑問を感じることがある場合はそれを聞けば問題ありません。

とは言え、自分が聞きたいことを言語化するのは意外と難しいものです。

どのような質問をするべきなのかをいくつか列挙しておくのでこちらを参考に考えてみてください。

  • 先輩が行っている仕事の詳細について知る質問
  • 業界や企業の現状について知る質問
  • どんなライフスタイルで暮らしているのかを知る質問
  • 就活や選考をうまく進めるために役立つ質問

以上4つを考えるとあなたが聞きたい質問が思い浮かびやすくなるでしょう。

質問を分類してから考えることで聞きたいことをまんべんなく聞けるようになります。

仕事内容やライフスタイルなどは先輩によって異なるものです。

そのため、あなたがとくに聞きたい質問以外にも以上4つについては網羅的に聞いておく方が就活の役に立つでしょう。

以上4つについて自分がとくに聞きたい質問を列挙し、その後に質問が少ない項目に対してプラスαの質問を考えてみてください。

その上で質問に優先順位をつけ、あなたが聞きたいことと複数の先輩に聞いて比較した方がよいことの両方を盛り込めるように心がけましょう。

してはいけない質問の種類

OB/OG訪問,質問

OB/OG訪問では先輩が話を聞くために質問をしますが、質問してはいけないものもあります。

具体的な内容は先輩との関係性や先輩の立場などによって異なりますが、多くの場合には以下のような質問を避けた方がよいです。

  • 給料など個人的な待遇を聞く質問
  • 離職率など企業の裏事情を聞く質問
  • 公式サイトなどで調べればわかるようなことを聞く質問

個人的な態度を聞く質問については、先輩と信頼関係が築けたり仲良くなったりすれば聞ける場合もあります。

ただ、多くの場合には印象を悪くするので聞かないほうが無難です。

また、離職率など企業の裏事情を聞く質問については、内定を獲得した後のOB/OG訪問であれば聞いても問題ない可能性もあります。

このように状況に応じて聞ける場合もありますが、基本的には以上3つの質問についてはなるべく避けるようにしましょう。

ここではそれぞれの質問の種類について紹介しました。

より具体的な質問内容を知りたい場合には以下の記事を参考にしてください。

実際の質問文を例に挙げ、なぜ質問した方がよいのか、どうして質問してはいけないのかについても紹介しています。

また、OB/OG訪問に使える質問例を40個紹介していますので質問が思い浮かばない場合にも読んでみるとよいでしょう。

OB/OG訪問,質問リスト

OB/OG訪問では会社を辞めた人に質問しに行くことも大事

OB/OG訪問,質問

OB/OG訪問では、多くの人が気になる会社に勤めている先輩や興味のある職種についている先輩の話を聞きたがります。

しかし、会社を辞めてしまった先輩に質問しに行くようにしてください。

会社を辞めたからこそあなたに伝えられることもあるからです。

たとえば、会社の日常的な風景や離職率など会社の裏事情についての話題が挙げられるでしょう。

また、どういった人がその会社に合わないのかがより具体的にわかります。

こういった質問をしてみたいと思うのであれば、会社を辞めてしまった先輩の話についても聞くようにしてみてください。

もしまだ会社を辞めた人に対するOB/OG訪問の予定がないのであれば該当する先輩がいないか調べてみましょう。

さまざまな立場の先輩から話を聞くことで、より広い視野で就活について理解を深められます。

OB/OG訪問で話を深掘りする3つの質問テクニック

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ここまでOB/OG訪問の質問を考える上で大切なことについて紹介しました。

質問を事前に決めておくことやOB/OG訪問だからこそ聞ける内容を聞くことが大事だとわかったでしょう。

しかし「深い話を聞くためにどうやって質問をしたらよいのかわからない」という疑問を抱える方も多いはずです。

そこでこの章では、OB/OG訪問で話を深掘りする3つの質問テクニックについて紹介していきます。

  1. 目的を明らかにする
  2. 具体的な質問にする
  3. シミュレーションをしておく

①目的を明らかにする

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まずは「OB/OG訪問で何を聞きたいのか」という目的を明らかにしましょう。

質問する際にも疑問に思った理由を伝えることで、より聞きたいことを深く聞ける可能性が高まります。

具体的な質問を決める際には、質問例から決めるもしくは得たいものから逆算して作る2パターンのやり方があるでしょう。

結論を言うと、どちらの作り方でも問題ありません。

大事なのはあなたの目的に沿った質問をすることだからです。

目的に沿った質問が作れるのであればどちらで作っても構いません。

自分の目的は何なのか、どうしてそれを達成したいのかをより深く考えるようにしてみてください。

②具体的な質問にする

質問をする際には、なるべく具体的な質問をすることを心がけてください。

曖昧な質問に対しては曖昧な回答しかできないからです。

せっかく実際に働いている先輩の話を聞くのですから、なるべく具体的で現場の雰囲気を知れるような質問をしましょう。

質問をする際には5W1Hを意識すると具体的な質問が思い浮かびやすいです。

質問を1つ作ったら、その質問に対して5W1Hで問いかけてより具体的な質問を作ってみましょう。

「曖昧な質問しか作れない」と感じる方はぜひ実践してみてください。

ちなみに5W1Hは以下の通りです。

  • what:言葉の定義は?それはそもそも何?
  • why:なぜそう思うのか?なぜそうしたのか?
  • who:誰が?
  • where:どこで?
  • when:いつの話?
  • how:どのようにしたのか?

具体的な質問を作る際には、とくにwhat・why・howに注目すると考えやすいので試してみてください。

③シミュレーションしておく

OB/OG訪問,質問

具体的な質問ができあがったら、先輩がどのような回答をするのかをシミュレーションしてみましょう。

回答を予測できていればさらに踏み込んで質問を重ねられるからです。

たとえば、先輩の勤めている会社の社風を聞いたとしましょう。

「ホームページでは〇〇という社風だと書かれているけど実際にはこんな感じだよ」といった答えが返ってきたとします。

こういった回答を予測した場合には、以下のような質問が思い浮かぶでしょう。

  • なぜそう思ったんですか?
  • そう思うきっかけになった具体的なエピソードはありますか?

その場で質問を考えて聞くこともできますが、あらかじめ予測しておくことでよりスムーズに質問ができます。

いくつかパターンを想定しておけばよりスムーズに質問ができ、先輩も気分よくそしてテンポよく回答できるでしょう。

また、シミュレーションをして深掘りをしていく中で「自分は本当はこれを聞きたかったんだな」などと気づくこともあるかもしれません。

準備のしすぎということは無いので時間が許す限りシミュレーションを繰り返して、あなたが聞きたいことを深掘りしてみてください。

質問する際のマナー3つ

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いくら質問の内容がよくてもマナーが悪い場合には質問に答えてもらいづらくなります。

この章では質問する際のマナーを紹介しますので、質問の内容とあわせてチェックしてみてください。

すでに紹介したものとしては、調べてわかることを聞かない、質問に優先順位をつけておくなどがあります。

そのほかにも以下3つのマナーを守るようにしましょう。

  1. 言葉遣いをしっかりする
  2. メモを取りながら聞く
  3. 聞きたい理由や調べたこともあわせて伝える

①言葉遣いをしっかりする

同じ学校出身の先輩であるとは言え、あなたと先輩の関係性は薄いです。

そのため、言葉遣いを丁寧にするなど必要最低限のビジネスマナーを取り入れた振る舞いをするようにしましょう。

振る舞いがよくない場合には「この子はOB/OG訪問に対してあまりモチベーションがないな」と思われるかもしれません。

それによって先輩も「質問に親身になって答えよう」という気持ちが起きにくくなります。

OB/OG訪問にて深い話を聞いたり学びがある時間を過ごしたりしたい場合には、言葉遣いなどのビジネスマナーについても注意するようにしてください。

②メモを取りながら聞く

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OB/OG訪問においてはメモを取りながら聞くとよいでしょう。

必ずしなければならないわけではありませんが、メモをして記録に残しておくことでOB/OG訪問で得た情報や知識を活用しやすくなります

人間の記憶は非常に曖昧なもので、1時間が経過すると半分以上を忘れるという研究もあるほどです。

話を聞いているときには「これは重要な話だ、絶対に忘れない」と思うかもしれません。

しかし人間の能力を考えると記憶を頼りにするのはあまり得策ではないでしょう。

「先輩の話を就活に活かしたい」と感じるのであればメモを取ることをおすすめします。

「メモを取りながら話を聞くのは失礼なのではないか」と感じるかもしれませんが、先輩からすれば「すごくやる気があるんだな」と思うものです。

やる気のある相手に対しては「自分も親身に対応したい」と思うものですので、OB/OG訪問にてより深い話が聞きやすくなるでしょう。

そのため堂々とメモを取っても問題ありません。

ただし、メモを取ることに対しては最初に断りを入れるようにしてください。

断っておくことで回答するスピードなどを配慮してもらえる可能性がありますし、先輩に対する印象もよい状態に保てます。

③聞きたい理由や調べたこともあわせて伝える

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聞きたいことだけを聞くのではなく、どうしてそれを聞きたいと思ったのかや調べたことについても伝えるようにしてください。

聞きたいと思った理由を伝えることであなたが本当にその質問をしたいと思っていることが伝わります。

また、よりあなたの希望に沿う形で回答してもらいやすいからです。

事前に調べたという事実を伝えられればOB/OG訪問に対するあなたの意欲をアピールでき、より好印象を与えられるでしょう。

好印象を持ってもらえればよりプライベートな踏み込んだ話も質問しやすくなります。

ただ質問を繰り返すだけでは尋問のようになってしまい空気感も悪くなってしまう可能性もあるでしょう。

こういった意味においても、聞きたい理由や調べたことについてもあわせて伝えるようにしてください。

OB/OG訪問で質問した後の注意点3つ

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OB/OG訪問で質問をした後には、聞きたいことが聞けた充実感や終わってほっとした気持ちなどが生まれるでしょう。

しかし、終わった後にも先輩に対する礼儀を心がけることが大切です。

OB/OG訪問をした後には以下3つについて注意するようにしてください。

  1. 時間を割いてもらったことへの感謝を伝える
  2. お礼メールを忘れずに送る
  3. 個人情報や会社の内部事情を漏らさない

①時間を割いてもらったことへの感謝を伝える

OB/OG訪問で質問し終わったタイミングで、時間を割いてもらったことへの感謝を伝えるようにしましょう。

先輩は仕事の合間を縫ってあなたのために時間を割いてくれています。

「今日はお忙しい中時間を割いてくださりありがとうございました」などとお礼を伝えてください。

あなたが先輩と同じ会社で働くことになるかもしれないですし、社会人になってからもよい相談相手になるかもしれません。

自分の印象をよくしておいて損はないのです。

また、あなたの印象が悪い場合には後輩のOB/OG訪問に協力しなくなってしまう可能性もあるでしょう。

先輩のためにもあなた自身のためにも、これからOB/OG訪問をする後輩のためにも、質問をした後には必ず感謝の気持ちを伝えるようにしてください。

②お礼メールを忘れずに送る

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OB/OG訪問が終わった後にはメールでも感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

少し時間を置いてからの方が先輩の話から学んだことや自分の気持ちの整理もつくはずです。

OB/OG訪問にてどんなことを学んだのかをまとめて、あらためて感謝の気持ちをメールにて伝えるようにしてください。

メールは記録に残るため、先輩とのやりとりが続く場合にもよい印象残せます。

OB/OG訪問で送るべきメールや書き方については、以下の記事を参考にしてみてください。

OB/OG訪問,メール

③個人情報や会社の内部事情を漏らさない

OB/OG訪問の中で知った個人情報や会社の内部事情については、たとえ仲のよい友達や家族であっても話さないようにしてください。

プライバシーの侵害や会社の業務妨害につながってしまう可能性があるからです。

社会人として働く上では、こういった守秘義務秘密を守ることは必要最低限のマナーでもあります。

社会人としてのマナーを身に付けるためにも、大きなトラブルも起こさないためにも大切なことです。

個人情報や会社の裏事情については他の人に話さないようにしてくださいね。

まとめ

OB/OG訪問,質問

OB/OG訪問で深い話を聞くための質問について紹介しました。

よく考えずに質問をすると形だけの訪問になってしまい就活に役立つ情報を得るのが難しいです。

そのリスクにいち早く気づき、この記事を最後まで読んだあなたは就活に対する意欲も高いのでしょう。

記事中では質問を使って深い話を聞くための戦略を具体的にお伝えしました。

戦略は使ってこそ意味があります。

せっかくこの記事を最後まで読んだのですから、読んだままにするのではなく実際に取り入れて進路選択に役立つ情報を手に入れてくださいね。

OB/OG訪問で行ったリサーチや準備はそのまま就活の準備にも役立ちます。

就活の準備に関しては以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

就活,準備

あなたの努力や経験はこれからの活動に必ず活きてくるはずです。

「自分なんかが努力しても…」などと考えず、自信をもって取り組んでいきましょう。

ステップハウス, StepHouse
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