【介護・福祉業界:図解で3分解説】どんな仕事をやる?向いている学生や今後の動向、企業ランキングも紹介

作成日:
2022-01-13
カテゴリー:
秘書,職種研究

「介護・福祉業界に興味がある」「でも分析なんてできない」という学生もいるでしょう。

そこでこの記事では、介護・福祉業界の現状や動向などを網羅的に紹介していきます。最後まで読めば、業界の全体像がわかりますよ。

自分にあった業界を探したいと考えている人、介護・福祉業界を知りたい人はぜひ参考にしてください。

業界分析をする前に

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介護業界の分析に入る前に、目的の確認をしていきましょう。業界分析をすると、どのような人材が求められるのかが明らかになっていきます。

「自分はどの業界に向いているのだろうか?」という答えを見つけるために役立つのです。生活の大半を占める仕事をする時間が、苦痛にならないようにするためにも、自分に合った業界を選ぶことが重要です。

「業界分析の重要性がいまいちよくわからない」という人は、以下の記事で理解を深めてみてください。事前に読んでおくことで、介護業界の分析も理解しやすくなりますよ。

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介護業界とは

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まずは、介護業界についての理解を深めていきましょう。以下3点について紹介します。

  1. 介護業界の概要
  2. 介護業界のビジネスモデル
  3. 介護業界の売上ランキング

それぞれ見ていきましょう。

介護業界の概要

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「介護=高齢者」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際には障害者に対する支援もあるので、覚えておきましょう。

また、介護だけにとどまらず、福祉業界として見るならば、児童に対する支援・低所得者に対する支援なども含まれます。

さらに視野を広げるなら、犯罪を犯した人に対する社会復帰の支援、医療現場における看取りケア(亡くなる人へのケア)も福祉業界の仕事です。

一般的には、「福祉=介護=高齢者」という認識を保たれていますが、実際にはさまざまな領域があるのです。

領域によって仕事内容がかなり違いますし、向き不向きがあります。「福祉は高齢者のものだけじゃないんだ」という認識をもっておくだけでも、福祉業界に対する印象が大きく変わるでしょう。

ここまで紹介した、介護・福祉業界の代表的な領域をまとめると以下の通りです。

  • 高齢者
  • 障害者
  • 児童
  • 低所得者

介護業界ではたらく場合には、どの領域にするかを選ぶことになりますので、覚えておきましょう。

介護業界のビジネスモデル

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介護業界のビジネスモデルについて紹介します。「ビジネスモデル」という言葉がしっくり来なければ、「介護業界の仕組み」と考えてください。

①要介護認定

介護サービスを利用するためには、要介護認定が必要となります。介護サービスは介護保険から利用料金が支払われるため、本当に介護が必要なのかどうかを明らかにするのです。

具体的には、お住まいの市区町村にある役所に行き、「要介護認定を受けたい」と申し出る形になります。

②ケアマネージャーを選ぶ

要介護認定を受けた後、介護サービスを紹介してくれるケアマネージャーを選びます。

基本的には対応してもらいやすいように、住んでいる市区町村で活動している人から選ぶ形です。

③ケアプランの作成

ケアプランとは、どのくらい介護サービスを受けるのかの計画のこと。

選んだケアマネージャーに計画を立ててもらいます。

今はどんな現状で、何を理想としているのか、そのためにどんなサービスを利用すればよいのかを考えるのです。

プランは定期的に見直され、サービス利用者にとって最適なプランを模索し続けて行きます。

④サービス事業者を選ぶ

ケアプランが決まったら、受けたいサービスを提供しているサービス事業者から、実際にサービス提供を受ける事業者を選びます。

基本的には、住んでいる地域の市区町村にあるサービス事業者から選ぶ形です。

⑤介護サービス提供

ケアプランと事業者が決まったら、実際に介護サービスを受けます。

実際にサービスを利用する中で不具合があれば、ケアマネージャーと相談して計画を修正。

この流れが繰り返されます。

以上が介護業界のビジネスモデルであり、介護サービス利用の大まかな流れです。

介護業界の売上高ランキング

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続いて、介護業界の売上ランキングを紹介します。

ランクインしている企業は、介護業界でよい成果をあげている会社です。「大手企業ではたらきたい」という人は、ランキングを参考にするとよいでしょう。

  1. ニチイ学館
  2. SOMPOホールディングス
  3. ベネッセHD
  4. ツクイ
  5. セコム
  6. 学研HD
  7. ユニマットリタイアメント・コミュニティ
  8. セントケア・HD
  9. ソラスト
  10. ケア21

ただし、介護業界では、利益を目的としない社会福祉法人の方が主流です。

社会福祉法人は利益を求めないので、ランキングには入っていません。その点を注意した上で、ランキングを参考にしてください。

介護業界の現状と今後の動向

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介護業界はいまどんな状況なのか、今後はどうなっていくのかについて紹介していきます。

自分が仕事をする業界を選ぶときには、「この業界は今後どうなっていくのか」を考えることがとても大事です。

時代の流れが早まっている現代では、AIなどの新しい技術によって仕事がなくなる危険性があるからです。

また、業界が抱えている課題に対して「解決したい!」と感じるのであれば、あなたはやりがいをもって仕事ができるでしょう。

  1. 「介護業界に将来性はあるのか?」
  2. 「自分がやってみたいと思うか?」

以上2点について意識しながら、読んでみてください。

介護業界の現状

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いまの介護業界は人手不足に悩まされています。

日本は超高齢社会をむかえており、十分な介護サービスを提供するための人手が足りていないのです。

人手不足の原因は介護職への悪いイメージが影響していると言われています。

介護の仕事は3K(きつい・きたない・きけん)だという印象をもっている人が多いのです。

そのほか「介護・福祉=ボランティア・非営利」といった印象もあるでしょう。簡単に言うと「お金が目的ではなくて、心が大事」といったイメージです。

介護や福祉において心が大切なのはたしかですが、現実問題として給料が低い仕事には人は集まりません。

つまり、「仕事のわりに給料が低い」というイメージがあり、実際にそういった状態です。

給料の低さを軽減するために、資格をもっている人の給料をアップする資格手当があります。

しかし、介護の資格をもっている人が、介護の仕事に就かない事態が起きているのが現状です。

青い部分と赤い部分の差が、「介護の資格をもっているが、介護の仕事はしていない人」の数です。かなり多いのがわかるでしょう。

資格手当があったとしても、給料が安いと感じている人が多いのかもしれません。

また、介護職は保育士と同じように女性が多いため、子どもが産まれて離職する人が多いと予想されています。

人手が足りないと重労働になってしまいやすく、その影響で人が集まらないという悪循環になってしまうのです。

介護業界が抱える人手不足は、かなり深刻と言えるでしょう。逆に言うと、介護業界で働く人は仕事に困る可能性がかなり低いです。

介護業界の今後の動向

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これからの日本は、ますます高齢化が進んでいくと予想されています。

高齢者が増えるということは、介護サービスを必要とする人も増えるということです。そのため、人手不足がさらに加速することが予想されます。

介護にロボットを取り入れようとする動きもありますが、複雑で繊細な動きが必要とされる介護では人の手も必要です。

機械化が人手不足を直接的に解消することは、今のところ考えられないでしょう。

とは言え、機械の力を借りれば介護職の負担を軽減できる可能性があります。重労働という介護のイメージを変えていけるかもしれません。

このように、介護業界においては機械化やAIの登場によって、仕事が奪われる可能性はとても低いでしょう。介護は身体的なものだけでなく、話を聞くなど感情的なことも含まれるからです。

「仕事に困りたくない」「将来性のある仕事をしたい」という人にとって、介護業界は狙い目だと言えるでしょう。

介護業界の仕事内容

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すでにお伝えしたように、介護・福祉業界は以下のような領域に分かれています。

  • 高齢者
  • 障害者
  • 児童
  • 低所得者

領域ごとに介護サービスを提供する施設があり、それぞれ異なるサービスが提供されています。そのため、同じ職業名であっても仕事内容が異なることに注意してください。

介護業界における主な職業は以下の通りです。

  1. 介護職員
  2. 相談員
  3. ケアマネージャー(介護支援専門員)
  4. 施設長
  5. 調理・リネン・事務

それぞれ解説していきます。

①介護職員

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施設で介護サービスを提供する仕事です。資格がなくとも仕事ができます。

領域ごとに提供するサービスが異なるため、自分がはたらきたいと感じる領域を見つけるようにしましょう。

また、介護職員がはたらく施設には以下3種類があります。

  1. 入所施設:サービスを受ける人が住んでいる施設
  2. 通所施設:サービスを受ける人が通う施設
  3. 在宅介護施設(事業所):サービスを受ける人の自宅に行って介護を行う施設(事業所)

同じ領域の施設であっても、施設の種類によって仕事内容が異なります。1つの施設が複数のサービスを提供している場合もあるので注意しましょう。

介護職員は、介護を受ける人(利用者)と直接的に関わりたい人におすすめです。

②相談員

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介護に関する相談を受け付ける仕事です。どんなサービスがあるのかわからない人に対して、情報提供をして、適切なサービスにつなげます。

老人ホームや病院・地域包括センター(相談を受け付ける施設)などが職場です。

勤務する場所によって相談者も相談内容も異なります。相談を受けたあとに契約することもあるため、法律の知識も必要です。

基本的に、介護職員としての経験がなければ相談員にはなれません。まずは介護職員として経験を積み、介護業界への理解を深めましょう。

相談員は、人の話を聞くのが好きな人、悩みを解決したいと感じる人に向いています。

③ケアマネージャー(介護支援専門員)

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介護サービスの利用計画を立てる仕事です。具体的にどれくらいサービスを利用するのかを決定します。

介護保険をはじめとした、介護サービスの仕組みについての知識が必要です。

また、利用者の気持ちに寄り添って話をするスキルも求められます。

介護サービスの利用をはじめる人は、「自分で身の回りのことができないなんて情けない」などと感じている場合があるからです。

介護サービスを受けようとする人にとってケアマネージャーは、はじめてに関わる人になります。

介護サービスに対してどんな印象を与えるかを左右する、重要な仕事と言えるでしょう。

ケアマネージャーは、人の話を聞くのが得意な人、論理的に計画を立てられる人に向いています。

ケアマネージャーは、介護職の中でも経験を積まないと就けない職種。

介護職員として現場経験を5年以上積み、資格試験を合格しなければいけません。ケアマネージャーを目指したい人は、まずは介護職から始めましょう。

④施設長

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さまざまな介護施設を取りまとめるリーダー的存在です。働いている介護職員の配置や、施設の環境を整えることが仕事。そのほかにも、施設のお金の管理も行います。

視野が広く、人をまとめるのが得意な人に向いているでしょう。

施設によって、施設長になるための条件が異なります。医師である必要があったり、介護職員としての経験が問われるなどさまざまです。

まずは介護職員としての経験を積み、「この施設を守りたい!」と思う施設を見つけるとよいでしょう。

⑤調理・リネン・事務

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直接的に介護に携わるわけではありませんが、施設の運営に欠かせない仕事です。

調理は、利用者にあった献立を作ったり、提供したりします。

糖尿病で糖質制限が必要な人・飲み込む力が弱い人・高血圧で塩分制限が必要な人など、さまざまな人に合わせた調理が必要だからです。基本的に、献立の作成は管理栄養士が担当します。

リネンとは、一般的にいうと布の素材のことですが、介護業界ではシーツなどを扱う仕事のことです。

入所施設では毎日たくさんのシーツが使われます。シーツの清潔を保ち、施設に届けるのが仕事です。

事務は、介護に関わる事務作業をする仕事。パソコンの基本的な操作はもちろんのこと、介護業界に対する幅広い知識が必要になります。

決まった資格はありませんが、介護事務に必要な知識をもっていることを証明できる資格を取得するのが一般的です。

介護業界に向いている学生の特徴5つ

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ここまで、介護業界について紹介してきました。「業界や仕事内容はわかったけど、自分に向いているかわからない」という人もいるでしょう。

そこで、介護業界に向いている学生の特徴を5つ紹介していきます。

  1. 心身ともに健康である
  2. 人と接するのが好き
  3. 思いやりがある
  4. 協調性がある
  5. 勉強熱心

それぞれ詳しくみていきましょう。

①心身ともに健康である

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当然ですが、介護を行うためには強い足腰が大切です。力をかけずとも大きな力を出す方法ありますが、丈夫な体が基盤にないと難しいでしょう。

また、介護現場では人と話しをする機会がとても多いため、心の健康も大切です。

気持ちが沈みやすい人や、人に言われたことを気にしすぎる人にとって、介護の仕事は辛いかもしれません。

仕事に責任をもつことはとても大切ですが、休みの日はリラックスしてきちんと休むことが大切です。

オンとオフをしっかり切り替えられる人は、介護現場でもうまくやっていけるでしょう。

②人と接するのが好き

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介護は直接的に人と関わる仕事です。そのため、人と接することが好きな人に向いています。

日常の他愛もない雑談から、利用者の問題を解決するための真剣な話し合いまで、幅広い関わり方が必要です。

楽しく話をするだけでなく、相手の気持ちに寄り添ったり、悩みをとことん聞く姿勢が求められます。

自分と違う価値観をもった人との関わりも楽しめる人や、人を理解することに探究心がある人が向いているでしょう。

③思いやりがある

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介護現場では思いやりが大切です。生きてきた時代や環境が異なる人と、一緒に時間を過ごすためには、相手を理解したいと思う思いやりが必要になります。

「自分の好きな人にだけ優しくする」というのではなく、どんな人に対しても思いやりの心をもつことが求められるのです。

誰に対しても優しくありたいと感じる人は、介護の仕事にやりがいを感じられるでしょう。

④協調性がある

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介護の仕事はチームで行うため、協調性のある人が向いています。

介護職同士はもちろんのこと、医師や栄養士などの医療職、理学療法士などのリハビリ職、児童領域なら教員との連携も必要です。

介護は利用者の生活そのものを支える仕事であり、生活の課題は多岐にわたります。

そういった課題を解決していくためには、それぞれの専門家が力を合わせる必要があるのです。

人と協力して仕事をしたい人にとっては、はたらきやすい業界と言えるでしょう。

⑤勉強熱心

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介護サービスは法律を元に提供されています。法律は常に改正されるものなので、日々の勉強が欠かせません

毎日ニュースをチェックしたり、法律の改正について勉強したりしましょう。

他職種とも関わるため、異業種の知識への理解も大切です。異業種の知識は膨大なため、常に勉強し続けることになります。

介護業課は、仕事を始めてからも学生時代と同じように、勉強を続けられるような勉強熱心な人に向いえいると言えるでしょう。

まとめ|介護業界は将来性がある

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介護業界について、網羅的に紹介してきました。

介護の仕事は一般的なイメージとは異なり、さまざまな仕事があることを実感できたのではないでしょうか。

自己分析をしたり、施設にボランティアに行ったりして、自分に合った仕事を選ぶことが重要です。

介護業界は、機械化やAIの登場によって、仕事がなくなる不安がないことが大きな魅力でしょう。

「転職せずにはたらき続けたい」「将来性のある仕事をしたい」という人におすすめです。

介護業界への理解を深めるとともに、自己分析をして自分にあった業界を見つけてみてください。

自己分析については、以下の記事を読むことをおすすめします。

【就活における自己分析の目的とは】なぜ就活の1番始めに自己分析をするべきのか?始める時期や自己分析のメリットまで解説!

ステップハウス, StepHouse

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