「営業は校長先生と同じ」アルバイト先で月100万円売り上げるきっかけをくれた助言とは
◎大学 : 東海大学 教養学部
◎学年 : 4年
◎名前 : 中村 信夫
インターンシップを始める前の自分
在学中は、ガソリンスタンドでのアルバイトに明け暮れ、目の前のことを精一杯こなしていく毎日だったと思います。
自分で学費を払っていたので、「稼ぎたい」気持ちを最優先していました。
アルバイトの業務内容は、給油や窓拭きなどのサービスを行いつつ、お客様へ商品の営業するものです。
対面営業は将来の役に立つと考えたため、ガソリンスタンドのアルバイトをずっと続けていました。
インターンシップを始めたきっかけは?
インターンシップを機に、短期間で成約率を急上昇させたアルバイト先の先輩がきっかけです。
アルバイトでは、車関連商品をお客様へ営業する業務があるのですが、営業は希望者のみとなっていました。
ですので、営業しない同僚も多く、その先輩も営業を行わない内の一人でした。
しかしインターンシップ参加後、先輩はまるで別人のように営業を行い、成約率が急上昇していたのです。
先輩の変わりようを目の当たりにし、興味が湧いた私は、成長の要因がインターンシップであると聞いて参加を決意しました。
他にも参加を後押しした理由としては、外の世界を知りたかったからです。
私は「自分は社会で通用するのだろうか?」と漠然とした不安を持っていました。
そこで就職前に、ガソリンスタンド以外の環境で営業を経験することに決めたのです。
インターンシップへの参加を通して、「自分の営業力を高めたい」「今の実力を知りたい」と考えました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
細かな気配りができる自分へ成長しました。
営業先のお客様はもちろん、日常生活でも、人として誠実な振る舞いができるようになりました。
社会人でのマナーなども知れて、就職前にインターンシップへ参加をしていて本当に良かったと感じています。
もしインターンシップを経験せずに就職していたら、と思うとゾッとします。
他にも営業成績が大幅に伸びて、インターンシップ先では、毎月コンスタントに契約を取り続けられる自分になれました。
レベルの高い人に囲まれる環境で、必然的に自分も刺激を受けて成長できたと感じています。
アルバイト先での成約率もインターンシップへの参加を機に、急上昇しました。
月に100万円以上も商品を販売するなど、自分に胸を張れる結果を目に見えて出せたのはとても嬉しかったです。
成長できた理由・要因は?
インターンシップ先の上長や同期のおかげです。
親切にアドバイスをしてくれて、全員で1つの目標を目指すことができる環境だったからこそ、成長し続けられました。
特に印象に残っている上長からのアドバイスは「校長先生みたいになるな」です。
上長に「校長先生の話は、内容以外にも声のトーンが一定だから、つまらなく感じる」と言われたのです。
生徒に話を聞いてもらう校長先生と、お客様に話を聞いてもらう営業は同じ立場と知り、目から鱗が落ちるようでした。
今では、抑揚を付けてリアクションを大きめに取りつつ、お客様が楽しんでいただける営業を心がけています。
これから挑戦したい事
春から入社する企業内で営業成績トップを目指したいです。
新入社員でいきなり「社内で1位」という目標は、大きすぎると感じられるかもしれません。
しかし、インターンシップ先で「限界を決めない」大切さを学び、目標は大きく持つようにしています。
出来ないと決めつけず、自分の可能性を信じて、常に上を目指していきたいです。
あなたにとってインターンシップとは
一言で表すと、貴重な経験です。
インターンシップを経験せずに社会人にならなくてよかった、と心の底から思っています。
契約が決まったり、仲間と同じ目標を追いかけたりする「営業本来の醍醐味」をインターンシップで味わうことができました。
もっと早くインターンシップへ参加していれば、と後悔するほどの楽しさがインターンシップには詰まっています。
ですので、特に営業経験がない人や営業職へ苦手意識がある人にこそ、インターンシップへの参加を強くおすすめします。