実績が出ている人の共通点は『思考の深さ』成長速度を格段にあげた◯◯の習慣
◎大学 : 創価大学 経済学部
◎学年 : 3年
◎名前 : 皆川 倫花
インターンシップを始める前の自分
インターンシップに入る前の私は誇れるものが何もないと思っていて、ずっと自分が変われる環境を探していました。
大学でのオールイングリッシュの授業・サークルの部長・短期留学・短期インターンシップ・アルバイトなどたくさん挑戦していました。
何かに挑戦し続けていたら、大手企業に入れると最初は漠然と思っていたからです。
もちろん経験から得られた成長もあったと思います。
しかし、実際社会に出て「何ができるのか」と考えた時に、自分は社会に活かせるようなスキルを何も持っていないことに気づきました。
サークルやアルバイト、学内活動をこのまま続けていても将来社会に出た時に、実際に役立つことは少ないのではないかと不安に思っていたのです。
そこで即戦力として活躍できる人材になりたいと思っていました。
インターンシップを始めたきっかけは?
元々長期で留学に行く予定があったのですが、新型コロナウイルスの影響で留学に行けなくなってしまいました。
その背景もあり、何かに挑戦して夢中になれることができたらいいなと思ったことがきっかけです。
環境問題にも興味があったので環境問題を少しでも解決できるような商材を扱う企業を探し、営業のインターンシップを始めました。
また、アルバイトをしていても基本的な仕事内容は誰にでもできることです。
それだといくらやっていても得られるものがないと感じていました。
なぜなら、私はアルバイトに対して時間とお金のトレードオフで大切な時間と引き換えにお金をもらうことに強い抵抗感があったからです。
私が興味を持った営業のインターンシップはフルコミッション制を導入している会社でした。
経験したことのない給与制度に物凄く惹かれた為、インターンシップをやろうと決意したのです。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
私は最初、思考力とはそもそもどういうものなのか、どうすれば身につくのかが全く分かっていませんでした。
そのため、何も考えずに手当たり次第に質問していたのです。
「考えてから質問して」と何度言われてもどうすればいいのか全く分からず、同じような行動ばかりしていました。
しかし、成長している人の共通点として「思考の深さ」が挙げられます。
そのことに、ようやく気づけたのです。
そこから思考を深くするために、以下のように日々の行動や物事に対して「なぜ?」と考えるようになりました。
- なぜそのトークをするのか
- なぜインターンシップをやっているのか
またノートに書き出すことを継続したり、PDCAも細かくテーマごとに回したりして習慣として実行するようになりました。
習慣を変えることで思考する癖をつけるようにしていったのです。
何かに失敗した時も「なぜ失敗したのか」を効率良く考えて改善できるようになったと思います。
結果、成長速度を格段に上げることができました。
成長できた理由・要因は?
インターンシップ先の教育事業の方から、「KPTのK(Keep:今までできていたこと)を忘れないようにすることが特に大切」と教わったことです。
私は一つ何か学んでもKeepが抜けることが多く、結果が出ていなかったことに気づきました。
そこからKeepノートをつくり、日々学んだことなどを全部まとめて毎週見直すようにしていきました。
そうすることでやるべきことがはっきりして、思考がクリアになっていったのです。
良い行動ができるようになり、結果も少しずつ出るようになりました。
さらに、できたことがどんどん増えていくのが目に見えて分かるのでモチベーションも上がったように感じます。
ずっと結果が出ていませんでしたが、努力の方向性をしっかり見極めればちゃんと結果が出ることや諦めずに自分を信じ続ける大切さを学びました。
これから挑戦したいこと
私は最終的に、チームリーダーという役職になりたいです。
自分のチームで部下を持って、教育やマネジメントをする役職です。
ただ、いきなりチームリーダーになることはできないので、しっかりと段階を踏んで成長していきたいと思います。
アポイントリーダーはチームリーダーになるための第一歩で、まず簡単な教育やマネジメントを行います。
チームリーダーになるためには必須なスキルでしょう。
まずはアポイントリーダーになるために、必ず自身で決めた目標を達成したいと思います。
目の前の自分の課題と向き合うことで自己成長をし、その結果「結果が出て当然」だと胸を張って言えるように、努力をしていきます。
私にとってインターンシップとは
私にとってインターンシップとは、人間力を身につけることができる場所です。
インターンシップをする中で苦しいことも悔しいこともたくさんありました。
しかし、この悔しいという気持ちが人として大きく成長できる種になっているのだと今は感じています。
また、大切な仲間もたくさんできました。
最初は励ましてもらうばかりでしたが、次は私が励ましてあげたい。
そして、支部をもっと盛り上げていきたいと思えるようになりました。
みんなで支えながら活動をしているので、私はこの環境に出会えて本当に良かったと感じています。
また、大学にいるだけでは学ぶことのなかった「感謝することの大切さ」、「当たり前のことを当たり前にやることの大切さ」を学びました。
人間力というのは、あるかないかを実感することは難しいと思います。
ただ、元々人間力が備わっている人だとしても、更に人間力に磨きをかけられる環境なのでぜひおすすめしたいです。