何にも熱中できないちっぽけな自分が嫌だった。社会人としての自覚が私を大きく変えた
◎大学 : 青山学院大学 経営学部
◎学年 : 3年
◎名前 : 松本 鮎実
◎支部 : 第5支部
◎役職 : アポインター ブロンズプレーヤー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分

正直、私はインターンシップを始める前も大学生活は充実していたように感じます。
大学では学部代表団体に所属し、英語部で外国人ガイド活動を行ったり海外ボランティアに参加したりしました。
サークルでは仲間に恵まれ、勉学・アルバイトともに楽しめており満足はしていました。
学生は「やるもやらないも、頑張るも頑張らないも自分次第」という認識だったのです。
できることはやろう、就活の引き出しづくりはできる時にやろうという意識でした。
しかし、ふとした時私は様々なことに挑戦はしているが何かを心の底から頑張っている、何かに熱中しているといったことはないと気づきました。
そして、急に自分をちっぽけに感じてしまったのです。

大学までの学生生活は部活や勉強という頑張りどころがありました。
しかし、大学生になってからは何を頑張ったらいいのかが明らかではありません。
そのため、つい自分を甘やかしている人も多いのではないでしょうか。
そんな方にとってこれらの文章が、何か行動に出るきっかけになれば嬉しいです。
インターンシップを始めたきっかけは?

そこで私が熱中することとして見つけたのがこのインターンシップです。
心から熱中できる、心から頑張りたいと思えるものを探して追い求めた結果がフルコミッションのインターンシップでした。
フルコミッションというやった分だけ自分に返ってくる、努力の成果が形となって現れるこの場所なら成長できるのではないかと思い応募を決めました。

インターンシップを通じてどんな風に成長したか

インターンシップを通じて、あらゆることに当事者意識を持てるようになりました。

言ってしまえば誰かができることは自分もできます。
人の話も自分のことのように吸収し、体現できると思えるようになったということです。
この意識の変化を言葉で表すのは少し難しいのですが、例えば名高い会社の経営陣やプロスポーツ選手を私は今まで別世界の人だと考えていました。
自分とは生まれつき違う、そもそも住む世界が違っていると感じて自分と彼らの間に一線を引いてしまっていたような気がします。
しかし、周りにそういったレベルの高い仲間や月に何百万単位で稼いでる学生がいることで自分の中での常識が覆りました。
こんなにも同じような境遇の仲間がこれほどまでの結果を残していることは今までなかったことです。
それに気づいてからは私と仲間との間にあるこの差は努力の差、ほんの少しの意識の差であると今は考えるようになりました。
そうなった今だからこそ本やテレビ、先輩方の言葉や話も素直に自分のことのように置き換え、当事者意識を持って聞くことができます。
それにより今は視野が広がり、自分は何にでもなれるような気がしています。
正直、大学生が何かに必死になって食らいついているなんて馬鹿らしく思えるかもしれません。
私自身友人に話してみて、「そんなに泥臭くよく頑張れるね」「そんな熱い人だったっけ」なんて言葉で軽く笑われたこともあります。
しかし仲間と切磋琢磨することでどんなに笑われても、「私はこんなもんじゃない、私の人生もっとできるはず」と奮い立つことができます。
大学生になってもがむしゃらに頑張れる、そしてお互いに全力で応援し支え合える環境は他には絶対にないと思えるほど私は今の環境が好きです。
本当に成長したいから辛くても、笑われても私はこの環境に自分を置いて努力します。
成長できた理由・要因は?

前述でも少し触れましたが、私が成長できている理由は圧倒的に恵まれた環境があるからだと思っています。
これが私が長期インターンシップをして良かったと思う一番の理由です。

こうは言っていますが、はじめは全く営業を楽しむことができていませんでした。
「このインターンシップを続ける意味を見出せない」「辛い」「やめたい」そんなことばかりずっと考えていました。
でもそんな時はいつも上司の方がそばで励ましてくれたり、支部の仲間が電話や暖かいメッセージを送ってくれたりします。
「できない」「辛い」という気持ちをわかった上で一緒にできる理由を探してくれて、私のことを私よりも応援してくれました。
そんな仲間がいて背中を押してくれるからこそ、どんなに落ち込んでも涙が出てももう一度頑張ろうと思えます。
この環境と仲間に心から感謝です。
今は私が受けたこの恩を精一杯返すために、そして自分の成長のために私は営業をします。
これから挑戦したいこと

私にはいずれ、発展途上国で学校を立てたいという夢があります。

しかし、その夢を誰かに言えるような自信はありませんでした。
言ったならばみんなが「無理だって、そんなことができるのか」とどこかで笑うのではないかと思ってしまうからです。
自分でも、私一人の人生だけでは叶えきれないほど大きなもののように感じてしまっていました。
叶えたいけれど本当にそれができるのか不安になったり、達成まで遠く感じてしまったりする時もあります。
夢を夢のままで終わらせてしまいそうになりました。
しかしこの環境に出会って、自分次第ではその夢を叶えることができるのではないかと初めて希望を持てています。
この環境をしっかりと有効活用して今はこのインターンシップを私の夢を叶える手段として使い、大きな1歩にしたいと思っています。
この夢をもって5年、やっとそのためのスタート地点に立てている気分です。
みなさんも夢を叶えるためにこのインターンシップに参加してほしいです。
私にとってインターンシップとは

私にとってインターンシップとは将来のための1ステップだと考えています。

実際にインターンシップをしている中で成果を出すことはもちろんですが、それが目的になってはいけません。
その過程で学んだことを将来に活かすために今ここで吸収をしているという意識を持つことが大切だと思いました。
私の好きな話に「レンガをただ積んでいるのと、城を作っているのがわかってレンガを積んでいるのとでは訳が違う」というものがあります。
それを聞いて確かにただ単にアポイントメントを取って契約するのと、それをその先の将来のビジョンへのステップとするのは全く違うなと思いました。
自分のビジョンのためにという強い思いがあればどんなに辛くても苦しくても、それこそが成長と捉えられるのかなと思っています。
私もまだまだ弱さが出てしまうことはあるけれど、それまでも楽しめるくらいビックになります。