【インターンの目標を設定する方法を解説】作成する時のポイントとは?作る理由や例文、目標別おすすめインターンも紹介

作成日:
2022-01-26
カテゴリー:

はじめに

「インターンシップに参加する理由は何ですか?」と質問されてすぐに答えられますか?

インターンは企業を見学したり実際の仕事を体験したりできる貴重な機会なので参加するだけで満足していてはいけません。

インターン参加の際に目標を設定することでインターン期間をより有意義に過ごすことができます。

この記事ではインターンの目標を設定する方法や目標を作る理由、目標別のおすすめインターン等を紹介します。

インターンには目標が必要?

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そもそもインターンに参加するときには目標が必要なのでしょうか?

もちろん目標がなくてもインターンの選考に通過することもインターンに参加することもできます。

しかし目標があるのとないのとではインターン中の学びの量やインターン後の成長の差が非常に大きいです。

目標を明確にすることで同じ時間インターンに参加しても大きく差が出てきますのでインターンの目標は必ず設定しましょう。

インターン目標を作る理由

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インターンに参加する際に目標を作るとどんな良いことがあるでしょうか?

以下の2つの理由を挙げて説明します。

  • インターン参加期間を有意義な時間にするため
  • 目標があると企業側にも熱意が伝わりやすいため

インターン参加期間を有意義な時間にするため

インターンの目標を作ることで自分の中でもインターンに参加する理由がはっきりします。

なんとなくでインターンに参加するとなんとなく頑張ったかなという程度の気持ちで終わってしまうものです。

せっかく自分の時間を使ってインターンに参加するので「○○を知りたい」「○○をしてみたい」等の何かしらの目標を持って参加しましょう。

そうすることでインターンで学んだことが記憶に残りやすくなりインターンで得た学びが就活でも必ず役立ちます。

目標があると企業側にも熱意が伝わりやすいため

インターン,目標

目標を持つべき理由として学生の熱意が企業側にも伝わりやすいという点も上げられます。

目標を持って参加しているとインターン中の言動もその目標を軸に統一されやすいです。

インターン中に1つだけでも目標を達成するという気持ちを持って参加すると企業側からはとても熱意のある学生に見えます。

質問をするときも目標を解決するための何が聞きたいのか分かりやすい質問ができ好印象を持たれるでしょう。

インターン目標の種類

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インターンの目標の種類は主に以下の4つです。それぞれ順番に解説します。

  • 業界を知りたい
  • 興味のある企業の雰囲気を知りたい
  • 業界の仕事を体験してみたい
  • 社会人としてのスキルを身につけたい

業界を知りたい

まだ具体的に興味のある企業がない場合には業界を知ることを目標にしてみましょう。

関心のある業界が複数ある場合にも複数のインターンに参加してみて自分のやりたいこと・得意なことと合っているか比較するのも良いです。

まずはインターンで業界を知り、その後に企業ごとを調べることに繋げていきましょう。

業界を知る段階では開催期間の短いインターンへの参加がおすすめです。

興味のある企業の雰囲気を知りたい

興味のある企業が定まっている場合にはその企業の雰囲気が自分に合っているか知ることを目標にしてみましょう。

企業は大学よりも似たようなタイプの人が集まりやすい場所です。

企業の事業分野が自分のやりたいこととぴったりだったとしても人の雰囲気が合わないと仕事も上手くやっていけません。

実際に働きたいと思う企業の雰囲気を早めに知っておくことは大事です。

興味のある企業が複数ある場合にはできればそれぞれのインターンに参加する機会を持ちましょう。

自分に合うと思う企業があればどんな点から合うと思ったのかまで考えてみると良いです。

自分が雰囲気が良いと感じる企業の特徴を明確にすることでその後の就活でも企業を選ぶ基準を持つことができます。

業界の仕事を体験してみたい

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興味のある業界が明確な場合はインターンでその業界の仕事を体験することを目標にするのもおすすめです。

インターンシップに参加することで就活サイトや企業ホームページからは分からない実際の仕事内容等も知ることができます。

仕事を体験する中でその業界の仕事内容は自分のしたいことと合っているのかを見極めましょう。

インターンを通じて業界の仕事が合っていると感じたうえで企業研究を行うとその後の就活がスムーズに進められます。

社会人としてのスキルを身につけたい

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社会人としてのスキルを身につけるというのもインターン参加時の目標としておすすめできます。

特に長期インターンは社員と同じように1日を送ることが多いので社会人スキルを身につけるチャンスです。

就活やその後の社会人生活になんとなく不安を抱いている方はインターンを利用してスキルを身につけましょう。

業界や企業によって求められるスキルは様々ですので興味のある企業のインターンに参加しその企業で必要なスキルを確認すると良いです。

インターン目標を設定する方法

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参加するインターンがまだ決まっていないときは以下の方法で目標を立ててからインターン先の企業を探してみると良いです。

まず今の自分の立ち位置を明確にしましょう。

興味のある業界が定まっているか、興味のある企業があるかでインターンで設定するべき目標は大きく変わってきます。

興味のある業界が複数あれば「業界の仕事を知る」、興味のある企業があれば「企業の雰囲気を知る」のように自分に合った目標を立てましょう。

また、立てた目標に対してインターン中にどんな行動を心がけるかまで考えておくとより具体性が増します。

インターン中はこの疑問は必ず解決する・〇日目までにこれを誰に聞く等具体的な行動も目標として考えておきましょう。

曖昧な目標より明確な目標を立てたほうがインターン参加に対するモチベーションも上がります。

インターン目標を作成するときのポイント

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既に参加するインターンが決まっている場合は参加するインターンの内容に合った目標を作成しましょう。

その際の目標作成のポイントを紹介します。

参加するインターンの種類に合った目標か

まずは自分が参加するインターンの内容を確認し、その内容に合った目標を立てましょう。

例えば職場見学がメインのインターンに参加するのに、目標が「仕事を体験して自分に合うか判断する」では達成できそうにないですね。

インターンの内容をもう一度よく確認し、開催期間内に達成できそうな目標を立ててみましょう。

募集している企業の狙いに合っているか

目標を作成する際にはインターンを開催する企業の狙いを考えるのも大事です。

インターンの説明会があればインターンを募集する狙いを話される場合もありますし、就活サイトに記載があることもあります。

企業が公開している情報を確認して目標を立てると自分の知りたいことや身につけたいことがしっかり学べるでしょう。

インターン目標の例文

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インターン目標の例文を以下に示します。

これから選考がある方は目標についての文章がインターンのエントリーシートにも使えるでしょう。

短期インターン向け

短期インターンでは仕事見学や企業紹介がメインのため、業界を知りたい・企業の雰囲気を知りたい等を目標にしてみましょう。

以下、短期インターン向けの目標例を記載します。

私が貴社のインターンシップへの参加を希望したのは、ものづくりの仕事をより深く知り希望の職種を明確にしたいからです。

以前からものづくりの仕事に関心がありますが実際の製造設備を見たことはまだほとんどありません。製造ラインで人がどのようにものづくり関わっているのか・どのような仕事内容があるのかを詳しく知りたいと思っています。

貴社のインターンシップで製造設備について詳しく学ぶとともに社員の方にものづくりに関わる様々な職種についてやりがいや面白さを聞いてみたいです。そして自分の中で就職後にどのような仕事をしたいのかを明確にしたいと考えています。

長期インターン向け

長期インターンでは実際に企業で働くことが多いため、仕事を体験したい・社会人スキルを身につけたい等を目標にしてみましょう。

以下、長期インターン向けの目標例を記載します。

私が貴社のインターンシップへの参加を希望したのは、貴社での製品開発の仕事を体験したいと考えているからです。

製品開発の仕事にはスピードだけでなく発想力が必要と感じており、普段研究室でも独創的な方法で実験できないか考えています。しかしどうしても枠にはまったアイデアばかりが浮かびありきたりな方法に留まってしまいます。

貴社は独自性のある製品を多数開発されており大変魅力を感じています。貴社での製品開発をインターンシップで体験し社員の方々から開発のための考え方を学びたいです。製品開発の面白さと今の自分に足りない能力は何なのかを考えたいと思っています。

目標別のおすすめインターン

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こちらでは目標別のおすすめインターンを紹介します。参加するインターンを探す際の参考にしてください。

業界を知れる会社見学インターン

業界を知りたい方は会社見学系のインターンに参加しましょう。

興味のある業界を絞り込めていない段階では短期インターンでの参加をおすすめします。

企業の説明や社内の見学をすることでその業界にどのような仕事があるのか、自分が活躍できそうなのはどの部分かを見つけましょう。

見学をしてみて興味が沸いた場合はインターン後にその業界の他企業についても調べると企業研究等の次の段階に進めます。

企業の雰囲気を知れる座談会ありインターン

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企業・社員の雰囲気を知りたい方は座談会のあるインターンを選びましょう。

座談会のあるインターンを選べば長期間のインターンに参加しなくても企業・社員の雰囲気を知ることができます。

1dayインターン等の短期インターンでは企業の見学に加えて座談会の時間が用意されていることが多いです。

若手社員が参加していることも多く、人事担当者のみの説明会と比べて気軽な質問もできます。

実際に働いている社員と話すことで自分と合う雰囲気があるか見極めましょう。

業界の仕事を体験できる1週間体験型インターン

興味のある業界が定まっており業界の仕事を体験したい方は1週間程度の仕事体験型インターンに参加してみましょう。

1週間程度のインターンに参加すると会社の施設を見学できるだけでなく、社員と一緒に実際の業務を体験できる場合が多いです。

また、その業界の中の1つの職種に限定して募集をされている場合が多いので気になる職種を選んで応募しましょう。

インターンに参加したうえで業界の仕事に面白さを感じるか、自分の長所が活かせそうな仕事かを考えると良いです。

開催期間が1週間以上のインターンではある程度その企業を本命にしてインターンに参加する学生が多くなります。

インターンで一緒だった学生が入社後も同期だったということもよくある話です。

一緒に参加する学生と気が合いそうかどうかもチェックしておきましょう。

社会人のスキルを身につけられる長期インターン

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社会人スキルを身につけたい方は長期インターンに参加してみましょう。

長期インターンでは実務を伴う場合が多いので、実際に日常業務で社員がこなしている仕事を経験できます。

その中でメールのやりとりや打ち合わせ等を通し社会人としてのマナーやスキルを身につけましょう。

せっかく長期間参加できるので、自分が興味のある業界のインターンに参加できるとなお良いです。

授業やゼミの予定に余裕があり長期インターンが可能な方は選択肢の1つにしてみましょう。

まとめ

インターン,目標

この記事ではインターンの目標の必要性や目標の立て方・目標別おすすめインターン等を紹介しました。

インターンは業界や企業の仕事内容や雰囲気を知ることのできる貴重な機会です。

インターンの目標を立てることでその貴重な機会を有意義に過ごすことができます。

その後の就活や社会人生活でも必ず役に立つ学びが得られるでしょう。

参加するインターンが決まっている方もこれから探す方も目標を持ってインターンに参加してみてください。

以下の記事ではインターンのエントリーシートの書き方や面接でよく聞かれる質問を解説しています。

これからインターンの選考に参加する方は読んでみてください。

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