『自分の無力を痛感する場所』成果を出す難しさを思い知った経験から得た気づきとは
◎大学 : 早稲田大学 社会科学学部
◎学年 : 4年
◎名前 : 濵崎 慧人
インターンシップを始める前の自分
中高時代は6年間サッカーに打ち込んでいました。
そして、大学に入ってからは授業の他にサークルに所属していました。
いわゆるどこにでもいる大学生と同じような生活を送っていたと思います。
ただ、中高時代のように何かに熱中しているものはありませんし、充実した日々を過ごしていたわけではありませんでした。
その結果、2年生の終わりに「このまま大学で何も得られずに社会人になってしまって本当にいいのだろうか」と考えます。
そうすると、漠然とした不安が募るようになりました。
インターンシップを始めたきっかけは?
前述したように、大学生活で「自分が何にも熱中できないまま終わってしまうのではないか?」といった不安がきっかけの1つです。
また、学生のうちに社会がどういうものなのかを少しでも学んでおきたいという気持ちもありました。
これらのことから、大学2年生の終わり頃にインターンシップを始めようと決意したのです。
その中でも私の所属する企業は、フルコミッション制を導入していた為、面白そうだと感じました。
また、営業として結果を出すということに対して、中高時代の部活以上に熱中できそうな気がしていたのです。
インターンシップのサイトを見て「この会社で働きたい」と感じたことや友達の紹介がきっかけでインターンシップをやってみようと決意しました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
インターンシップ先はフルコミッション制なので、契約、もっと言うと完工にならなければお給料はもらえません。
今思えば参加した当初は、仕事で結果を出そうというよりも、学生インターンシップ気分で「営業力をつけられれば良いや」という受け身の姿勢でした。
しかし、私が所属しているインターンシップ先は大学生であっても、結果が求められる会社です。
結局、自分の力で自分の環境を変えていかないと意味がないなと感じ、「結果に拘る姿勢」というのが身についてきました。
成長できた理由・要因は?
私は入った当初、運要素が大きく奇跡的に初契約や2本目の契約がすぐ取れてしまいました。
なので営業の大変さを知らずに、まだアルバイトの延長気分で土日出勤している節があったのです。
そこから、約4ヶ月福島県に遠征をしに行く機会がありました。
そこでは全く結果がついてきませんでした。
その経験から、入ってすぐに契約がついて「自分は営業できるんだ」と過信していた自分に気付いたのです。
東京に戻ってきた時に商材も少し変わったこともあり、営業を一からやり直そうと決心します。
そこから自分ができていないことを認め、PDCAを細かく回して、より積極的に結果とその過程に向き合えるように意識するようになりました。
これから挑戦したいこと
会社に入ってから約1年半経ちますが、最近まで私は目標を立てる時に「今の自分でも実現できそうな目標」しか立てていませんでした。
というのも、ある程度その目標に自信が持てないと頑張れなかったからです。
しかし、ベンチャー企業や大手企業で活躍できる人間になりたいという思いから、そこで活躍している人達がどういう人か考えてみました。
その結果、「今の自分ではなく一歩先の自分なら達成できそうな目標」を掲げそれに向かって努力する人達だと気付けたのです。
なので、私もそのような人間になりたいです。
私にとってインターンシップとは
今の職場は土日出勤であるため、社会人ほど拘束があるわけではありません。
しかし社会人と同じか、それ以上に経験が積める場所です。
また、フルコミッション制なので成果が個人によって、大きく変わってきます。
なので、自分がいかに「できない」ということを痛いほど知れる場所でもあるでしょう。
大学生活を漠然と過ごしていて徒に時間が過ぎていくだけと感じている人や熱中するものがないという人に、是非挑戦してみてほしいと思います。