努力をしているフリだけは上手い、空っぽな私が変わるきっかけになった上司の一つの言葉
◎大学 : 成城大学 経済学部
◎学年 : 既卒
◎名前 : 福羅 裕也
◎支部 : 第2支部
◎役職 : チームリーダー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分
私は今までの人生で挫折をした経験がなく、努力しているフリをするのが上手かったため何事もなんとなく切り抜けることができました。
大学へ入学してからも全く勉強をせず、授業終わりの友人と合流するために大学へ行く毎日でした。
そんな生活を繰り返していては留年するのは当たり前で、1年間の遅れをとることになりました。
そんな私が留年確定後、何を思ったのかというと「もう1年間も遊べる!」でした。
インターンシップを始めるまでの私は本気で物事に取り組んだことがない空っぽの人間だったと思います。
インターンシップを始めたきっかけは?
留年をしたにもかかわらず、特に生活や意識が変わることもなく遊んでいたのです。
しかし、普段遊んでいた友人が就活を始めて遊ぶ機会が徐々に減っていきました。
時間にかなり余裕が出てきてしまい、焦っていた時に周りがインターンシップに参加しているのを見て興味を持ちます。
調べると、2年生でも参加できるインターンシップがあったのですぐに応募して参加しました。
どうせなら短期より、スキルが身に着く長期インターンシップの方が就活に役立つだろうと考え応募しました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
一番大事だと思ったことは真似をする力です。
インターンシップを始めたての時に、自分の仕事のできなさに悩んだ時期がありました。
自分はできると思い込んでいたため、他の人のアドバイスを聞かずに自己流で全て解決しようとして失敗するのを繰り返す日々です。
ある時、上司の方に「できる人の真似をしろ」と言われました。
それも話し方から身ぶりまで徹底的にやることが大事です。
できる人の真似をするようになってからは自己流の時と比べ、倍のスピードで結果が出るようになりました。
成長できた理由・要因は?
私の参加したインターンシップは営業職だったため、やればやるだけ結果が出ることが要因です。
ただ努力の仕方が正しくないといつまでたっても結果は出ないので、真似をすることで確実に成長につながります。
営業以外でもこのスキルはどの職種にも使えるものだと思っています。
「型を知り型を破る」という言葉の通り、型を徹底的に理解することが大事です。
なので、インターンシップだけでなく新しいことを始める時にはまず一番上手い人から吸収するといいと思います。
これから挑戦したいこと
10年以内に独立を考えているので、まずは今年中に全社で1位の結果を残すことが目標です。
独立してひとりで仕事を回すことを考えると、社内でトップが目指せなければ到底不可能だと思います。
まだ新卒1年目ということで手探り状態ですが、社会では実力と年齢は比例しないものだと考えています。
なので個人で圧倒的な成果を残すのはもちろん、その後は自分の所属するチームも上に上げていくために今まで以上にスキルを吸収していくつもりです。
私にとってインターンシップとは
私にとってインターンシップは、参加するかしないかで今後の社会人生活に大きく影響する経験だと思っています。
学生と企業のミスマッチを防ぐのに一番有効なのは実際に働いてみることです。
短期でもいいのですが、長期の方が深い部分まで関われます。
長期インターンシップには能力や意識の高い学生が多く参加しています。
自分の意識にも良い影響受けることができていることから、特に就活にやる気が出ないふわっと考えている学生にお勧めでしょう。