安田一平
インターンシップを始める前の自分
浪人生活を終え、いざ迎えた大学入学の春は新型コロナウイルス感染拡大によって自粛の毎日。
対面授業やサークル、イベントなど何一つ経験することができず、期待していた大学生活とは大きく異なる苦しい毎日を一年間我慢し続けていました。
せっかくの大学生としての時間が徒に過ぎ去っていくのではないかという不安に毎日悩まされていました。
振り返ってみると、ともかく充実していない気持ちでネガティブな自分だったと思います。
インターンシップを始めたきっかけは?
私は大学二年生であったので、同じ大学の友人では周囲にインターンを経験している人もいませんでした。自分自身も初めはインターン活動に対して決して積極的な姿勢ではなかったと思います。
しかし、既にインターン活動をしていた友人からの紹介をキッカケにインターン活動を意識するようになりました。
新型コロナウイルスの影響で何かと制限の厳しいこんな今だからこそ、何かできることには挑戦したいという思いもあり活動を始めました。
当初は営業活動をしている自分をイメージすることができませんでしたが、そのことが却って私にとっては、未知の世界を経験してみたいという気持ちにさせた要因です。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
営業というのは、一見話し上手で伝え上手であればいいのではないかという勝手な偏見を持ってしまいがちになります。しかしそれは間違った固定観念であり、実際は「聴く力」が重要であることを学びました。
いくら情報や提案が、自分にとって自信をもって伝えられるような内容であったとしてもそれは決して相手の欲しい情報とは限りません。
そこでいかに相手のネックやニーズを的確に把握できるかが営業のカギになってくるということも、インターンでの経験を通して実感しました。
成長できた理由・要因は?
実際に多くの企業に架電をしてみた結果、どの企業にもそれぞれ異なるニーズやネックが存在しました。
こちらがいくら必死に魅力を伝えたつもりでも、相手企業にとって必要と判断されなければ興味すら示してもらえずに断られてしまうということもたくさん経験します。
また個人的に社員の方からアドバイスを求めても、一番に出てくるのはヒアリングの重要性でした。
自然なやり取りの流れを乱さずに相手から必要な情報を聞き出し、それに対して適切な提案をしていくことはとても頭を使います。今後も向上させたいです。
これから挑戦したい事
インターン活動を始める前から私は面識のない人とのコミュニケーションがとても不得意で、初めて架電した日も内心とても緊張していました。
私は多くの人前、また面識のない人が相手でも物怖じせず積極的に発言をし、考えをうまく言葉にして伝えられる人間になるよう成長したいと考えています。
この力をみにつけられれば、インターン活動のみに限らず、これからの大学生活や人生での多くの活動にも自信をもって参加できると思います。実現するためにも積極性を意識して活動していきます。
私にとってインターンシップとは
学生のうちに限られた貴重な時間をいかして就活に有利というだけでなく、多くの価値のある出会いや経験をすることができる機会がインターンであると考えます。
もちろん就職活動にとっては利点となりますが、それ以上に得られるものはたくさんあると私自身感じています。
自分の新たな一面を知りたい方や、何かに挑戦したいと考えている方には本当におすすめしたいと考えます。
漠然とした不安があるとは思いますが、一歩踏み出す勇気で挑戦していただければと思います。