何事にも果敢に挑戦し成果を出せていた私が、1番やりがいを感じた切磋琢磨し合える場所
◎大学 : 京都精華大学 マンガ学部
◎学年 : 4年
◎名前 : 田中 渉理
インターンシップを始める前の自分

インターンシップを始める前は環境をすぐ変える人間で、多くの人と関わる生活をしていました。
基本的になんでもすぐできて順応が早いタイプだったので、それを生かして多くのことにチャレンジしていました。

新型コロナウイルスの影響で大学がオンライン授業になった時には、学費の減額などのために署名活動を行っていたのです。
この活動では、多くの人に声をかけるので多くの人に触れ合うことができます。
普通なら経験することのない経験ができたので活動してよかったと思います。
また、英語は話せないですが海外旅行などをしていました。
それは日本以外の世界観を味わいたいという思いがあったからです。
ハワイ・オーストリア・ドイツ・チェコといった様々な国を飛び回りました。
アルバイトでも婚活のアルバイトをしていたので、振り返ってみると元々人と話すのが好きだったと感じます。
インターンシップを始めたきっかけは?

きっかけとしては、内定が一回取り消しになってしまったことです。
そこから何かをしようと思い、人と話すことが好きという長所を生かせる営業職をやってみたいと思いました。
実は、一度取り消しになった内定先もインターンシップからの入りで内定を頂いたのです。
そこでの経験がアルバイトよりも充実したものでした。
大学もやりたい仕事も以前のインターンシップ先もデザイン系だったので、営業職はとても未知な世界でした。
しかし、何事も経験だと私は思っています。

営業職もインターンシップで経験しようと思い、営業職の長期インターンシップをやろうと思ったのがきっかけです。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか

大きく2つあります。
1つ目が数字に対する気持ちに意識を向けられるようになったことです。
アルバイトの頃とは違って、しっかりと会社の一人として活動していきます。
どれくらい売上が上げられるのかという観点も大事になってくるのです。
営業職は数字が大事な一面があります。
自分なりの目標設定をして、それに向けて達成するためにどう行動するのかといった目標達成欲はかなり身についたと思います。
2つ目が人としての力が身についたことです。
多くの人と話す中でただ話せばいいというわけではなく、どう話すのかが大事ということを知りました。
最初の頃は相手に遠慮して営業をしていました。
しかし、どう話すかを意識した時に気付いたことが遠慮しながらではだめだということです。
そこから相手への対応の仕方が徐々に変わっていき、配慮しながら話すようになりました。

それに、インターンシップ先の同僚や上司、お客様とたくさん話していく中で考え方も変わっていきます。
人によって対応の仕方もまるで変ってくるので、人としての力がかなり身につきました。
成長できた理由・要因は?

正直、インターンシップ先に入って2か月程でやめようかなって思っていました。
しかし、結局卒業まで続けることができて、インターンシップ生を教育する役職にもつくことができました。
そこまで私が続けられたのは周りにいる仲間の支えです。
この周りの支えがなければ、2か月でやめていて今のように成長を感じることはできなかったと思います。

業務内容は簡単で楽なものではなく大変な仕事でした。
新人の頃は結果が思うように出ず、メンタル的にもきつかったです。
その頃、営業というものは何人かいる部署に所属しているけれど、結局活動は一人で行うものだと思っていました。
ただ、先輩の「営業は個人でやるものではなく、団体でやるもの」という言葉で考えが一変しました。
みんなで同じゴールを目指して他の支部を超え、何かに悩んだ時はみんなで協力してその課題を解決していきます。
インターンシップ先にこの考えがあったおかげで大きく成長することができました。
これから挑戦したいこと

これから個人経営でお店を出す予定で、既にいつから開店するかも決まっています。
個人事業主として友人と一緒に1から立ち上げて仕事をしていこうと思っています。
仕事内容としては、メンズメインのネイルサロンです。
ネイルサロンは全国にもたくさんあります。
ただメンズメインのネイルサロンはあまりありません。
お店を出す予定の京都ではまだ1店舗もないので、どんどん発展させていきたいです。
インターンシップでの仕事内容とは全く違います。
しかし、営業のスキルや培ったコミュニケーション能力は確実に生かすことができるのでどんどん使っていこうと思います。

私にとってインターンシップとは

私にとってインターンシップとは、学生が社会を学ぶことができる一番の環境です。
時間をお金に変えて稼ぐどいう環境はアルバイトと同じでしょう。
しかし、インターンシップは社会人とほとんど変わらず活動できるためより実践的です。
私が入ったインターンシップ先は面子が濃い人たちがいっぱいいて、一緒にいるだけで楽しかったです。
また、みんなで切磋琢磨し合う環境でした。

実際にやってみないとわからないことは多いというのを感じました。
さらには1つ1つの物事の深みを知ることができたので、おすすめできる環境だと思います。