目標は「設計職として一から十まで設計すること」志望業界の内定を勝ち取る根幹を作った環境
◎大学 : 大学東京理科大学 理工学部
◎学年 : 既卒
◎名前 : 太田 斐華
インターンシップを始める前の自分

就活に向けてのエピソードや特徴が全くない学生でした。

毎日アルバイトと学校の課題を繰り返し、時間があれば遊ぶというような日々を送っていました。
アルバイトは塾講師やホテルのレストランのホール、派遣のコンビニを掛け持ちでやっていたため忙しい毎日ではありました。
しかし就活で話せるようなことはありません。
また、自分から進んで動くようなタイプでもありませんでした。
何か役職を決めるような場面でも、他にやりたい人がいた場合どんなに推薦されていても譲ってしまうような人でもあったのです。
インターンシップを始めたきっかけは?

始めたきっかけは2つあります。
1つ目は先輩から勧められたことです。私の大学は研究室に4年生から配属されます。
そこではそれぞれの研究室がコンパのようなものを開催してくれます。
その時入ろうと思っていた研究室の先輩から、研究室の話と一緒に就活の話も聞きました。
その際、長期インターンシップやアルバイトを頑張った経験、ボランティアで活躍した経験などエピソードがたくさんある方が有利だと言われました。
そこで長期インターンシップを始めてみようと思ったのが1つ目の理由です。
2つ目はやりたい職種を絞り込むためです。
私の場合志望業界は決まっており、その中でどの職種に就くか考えていました。
そこでインターンシップを通してやりたい職種を見つけようと考えたのです。

インターンシップを通じてどんな風に成長したか

社会人としての働き方を学べました。
実際に会社に入って仕事をします。
そのため企業や上司に対してのメールの仕方、社会人としての話し方、質問をするタイミングなど基礎的な関わり方を根本的に学ぶことができたのです。
またインターンシップをしていると、上司のクレーム対応を見ることが何度かありました。
そこで自分の行動がどのような影響をもたらすのか、上司にどのような迷惑がかかるのかなど、深く考えて行動をする必要があることも学べたのです。
他には、CADというソフトの使い方を教えてもらいました。
これは就職先でも使うようなソフトなので、学生のうちから社会人でも使えるスキルを身につけることができました。

成長できた理由・要因は?

成長できた要因は、実際の職場に入って社会人と同じような仕事を体験をすることができたからです。
私のインターンシップ先は、ベンチャー企業で10人程度しか従業員がいなかったため、社長が直接教えてくれる環境でした。
また事務所には常に現場監督がおり、マニュアルの読み方や仕事の仕方など、理解できるまで何回でも教えてくれる環境でもありました。
それがとても自分のためになったと考えています。
また志望業界であったため仕事そのものに興味があり、意欲的に学ぼうと思えたことも成長の要因だと思います。

これから挑戦したいこと

現在は志望業界の希望した職種に就き、機械メーカーの設計職として発電所に入れる水処理施設の設備設計を担当しています。
まだ入ったばかりで基礎的な仕事しか振られてませんが、いつかは誰かの手を借りながらでも最初から最後まで自分で設計したいと考えています。
一件でも自分が手がけることができたら達成感を味わえると思うので、挑戦してみたいです。

また、マネジメントもできるようになりたいです。
後輩に教えることは自分自身の理解も深まっていないとできないことだと思うので、しっかりとできるようになりたいです。
私にとってインターンシップとは

私にとってインターンシップは、成長させてもらえた場所です。
インターンシップをやっていなかったら、学べていないこともたくさんあると考えます。
そのため、インターンシップ先にはとても感謝しています。
また、学生のうちから仕事の基礎を学べる場所だとも考えています。
私は志望していた職種で一番多く使うソフトを学ぶことができました。
他のインターンシップ先でも仕事で役立つようなスキルを学ぶことができると思うので、インターンシップを検討している人には是非勧めたいと思います。
