視野の狭かった私が、俯瞰的に考えられるきっかけとなった上司の一言とは
◎大学 : 慶應大学 法学部
◎学年 : 1年
◎名前 : 守田 りく
◎支部 : 第5支部
◎役職 : ユニットリーダー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分

インターンシップを始める前は周りがあまり見えていない人間でした。
小学校では学級委員、中学高校では所属していたバレーボール部のキャプテンと、リーダーになることが多かったです。
しかし、リーダーを務めていても周りがあまり見えない視野が狭い人間だったと思います。
また、1年生から試合に出る機会が多く、先輩たちが犯すあり得ないミスに対して強く当たってしまうなど少し気が強いタイプでもありました。

今までの人生を振り返っても尊敬できる人があまりおらず、尊敬できる人を探していました。
インターンシップを始めたきっかけは?

きっかけは、営業に興味があったからです。
私はコミュニケーションが得意ではなく、言葉足らずなせいで友達を誤解させてしまったことが何回もありました。
とにかく表現することが苦手で、察して欲しいと考えてしまうことも原因だったと思います。
そこでコミュニケーション能力という点で、営業力を身につけたら色々と円滑に行くのではないかと考えました。

私は仮面浪人して大学に入り直すこともあり、入学まで時間が余っていたのです。
時間を有効に使おうと考え、お金を稼ぎながらスキルも見つけられるインターンシップを始めることにしました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか

周りが見えるようになり、視野が広くなった点です。
自分が弱みだと思っていた点が営業では強みになることを知り、今までの人生を肯定された気がしました。

私は誰かに雰囲気を合わせることで、今までコミュニケーションを取っていました。
おとなしい人、テンションが高い人など相手に合わせて話すスピードやテンションなどを変えてしまっていたのです。
私は自分のそのような点を「自分を持っていないのではないか」とずっと悩んでいました。
しかし営業では相手のペースに合わせることを「ペーシング」と言い、相手に不快な思いを1ミリもさせず話を合わせる技術だと言われたのです。
この「ペーシング」を磨くことで、お客さんもたくさん話してくれるようになります。
「あなたが来てくれたから契約した」など嬉しい言葉もいただけるようになりました。
成長できた理由・要因は?

成長できた理由は、人と環境です。
私はインターンシップを始めて、心から尊敬できる人に出会いました。
その方たちは能力が高く、仕事ができるにも関わらず威張ることなくとても謙虚です。
私もこうなりたいと思えたことは初めてでした。
また、私が所属していた支部の環境もとても素晴らしく、メンバーの全員が良い人です。

妹みたいに可愛がってくれます。
私を良い意味でラベリングしてくれ、全てポジティブな方向にも捉えてくれます。
「絶対できるから」といつもポジティブな言葉をかけてくださり、本当にできるかもしれないと思うことができました。
このような温かい環境には到底出会えないと思うので、心から大切にしたいと思います。
私はこの環境で素晴らしい人たちに出会ったことで、何をやるかではなく「誰とやるか」が大事になると改めて考えました。
これから挑戦したいこと

挑戦したことは2つあります。
1つ目は、まだ直接的な部下を持っていないため、部下を持った際にマネジメントに挑戦することです。
私の上司のように、どんな状況でも部下を信頼できるような人になりたいと思います。
また上下の関係ではなく、対等で一緒に頑張ることができ、お互いに信頼してどんなアポでも決められる人にもなりたいです。

2つ目は、イベント月で結果を出すことです。
私はイベント月を頑張るタイプですが、いつも2位で終わっていたので、今後のイベントでは2位から1位になりたいと思います。
またクローザーになって初月4契約した人がいないため、4契約をしっかり決めて最年少で支部長になりたいとも考えています。
私にとってインターンとは

人生においての通過点です。
私はこのインターンシップを人生のステップアップに繋げたいと思っています。
過去の先輩の実績や自分の上長の姿から、続けていたら良い学びや成長があることは間違いないです。
そのためこの経験を将来に活かし、上司の方と対等に話せるようになりたいと考えます。
また、インターンシップは自分を変えてくれて自信をつけてくれる場所でもあります。

お金を稼げることもありますが、周囲の20歳には負けないような自信や人間性も身につけることができました。
飲んでカラオケオールしかしていない人よりは、深い学生生活を送れることは間違いないです。
心に余裕ができるため、自己肯定感の低い人には是非取り組んで欲しいと思います。