サークル活動ができなくやる気を損失していた自分でも、気づいたら夢中なってしまった環境とは
◎大学 : 早稲田大学 創造理工学部
◎学年 : 3年
◎名前 : 遠藤 功己
◎支部 : 第7支部
◎役職 : ユニットリーダー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分

インターンシップを始める前は、所属していたダンスサークルに夢中になっている学生でした。
サークル外では本気で取り組みたいことがなく、授業も単位さえ取れれば良いと考えていました。
しかし、コロナウイルスの影響で予定されていたダンスの講演が全て中止になってしまったのです。
これまでの学生生活はサークルに全てを費やしていたため、サークル活動ができなくなったことで全てにおいてやる気がなくなってしまいました。
そこで新しく夢中になれることを探しているうちに、将来のことも考えるようになりました。

そんな中、アルバイトとサークルしかしてこなかったため、社会人がどんなものか興味を持つようになったのです。
インターンシップを始めたきっかけは?

コロナウイルスが原因で自粛を強いられた2年生の4,5月から将来のことを考え始めたことがきっかけです。
私は理系だったため、将来は研究職に就こうかと最初は考えていました。
しかし勉強をそこまで真面目にやってこなかったため、勉強のレベル的にも研究職は絶望的でした。
そこで心機一転をし、新しくプログラミングを始めることにしたのです。
独学でプログラミングを勉強していくうちに、フリーランスとして活動をすることを目指したいと考えるようになりました。
フリーランスで活動するにあたり、自分で仕事を貰えなかったら成り立ちません。
そこで営業力も身につけようと考えるようになったのです。

営業力は全ての職種において使えます。
そのため社会人になる前に身につけて損はないと思い、営業のインターンシップを始めました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか

インターンシップを通して成長したことは二つあります。
一つ目は傾聴力です。
私はインターンシップを始める前は人に興味が全くなく、人と話すことにも楽しさを見出せず関心を持つことすらありませんでした。
しかしインターンシップを始めてから人の話に興味を持つようになり、相手が何を考えて話しているかを意識するように変わったのです。
仕事中も友人と会話をする時も、常に相手の話に耳を傾け答えるようになったと思います。
そうすることで、コミュニケーションが以前より上手く取れるようになりました。
二つ目は、ゴールから逆算して考える力です。
目標を達成するためにはどのような手順を踏めば良いのかゴールから考え、具体的な行動ベースに落とせるようになりました。

成長できた理由・要因は?

成長できた理由・要因は二つあります。
一つ目は、上司から頂いたアドバイスを素直に受け入れてしっかりと行動に移せたからです。
プライドが高い人はできない自分を認められず、他人のアドバイスに耳を傾けることができません。
しかしそれだと成長することも結果を出すこともできず、何も変われないのです。
できない自分を認め素直になり、自分から学びにいく姿勢を大事にすることで私は成長できたと思います。
二つ目は、諦めずに続けたことです。

対応が渋く、当たりがきついお客様である場合、早めに切り上げたくなるでしょう。
しかしそのような話しにくい人に当たった時こそチャンスだと思い、諦めずに対応を続けました。
そうすることで、どんな人からもアポを取れるという自信も身につけることができたと思います。
これから挑戦したいこと

これから挑戦したいことはクローザーになることです。
クローザーは高いレベルが求められるため、どんな人からも契約が取れる営業力を身につけたいと思います。
そして「遠藤さんに入ってもらえれば絶対決まる」と思われるような人になりたいです。

また、商談契約率75%の尊敬している先輩より「私生活がだらしない人は営業もできない」という言葉をいただきました。
これは私生活がだらしないと、そのだらしなさが無意識に営業に出てしまいマイナスな印象を与えてしまうという意味です。
レベルの高いクローザーになるために、まずは人として優れている人になり、常に緊張感を持って取り組みたいです。
私にとってインターンシップとは

社会人になる前の一つの選択肢です。
学生には様々な選択肢があり、就活でネタになることもそれぞれ違うと思います。
その中でインターンシップの立ち位置は、学生のうちから自身のスキルアップにつながる環境だと考えます。
サークル活動やアルバイトに精を出すことも、もちろん素晴らしいことだと思うので否定はしません。
ただインターンシップを選ぶと楽しいだけでなく、スキルが身につき成長をすることもできると私は伝えたいです。
何を選んでも良いと思いますが、インターンシップも選択肢の一つとしてとして捉えてほしいです。

実際に私は社会人の方と同じ業務をこなすことで、大きく成長することができました。
とても貴重な経験ができたので、少しでも気になった方はぜひ挑戦して欲しいです。