『周りから頼られる人になる』というビジョンを持つきっかけとなった先輩のたったひとつの言葉
◎大学 : 法政大学 文学部
◎学年 : 3年
◎名前 : 遠藤晴
インターンシップを始める前の自分

インターンシップを始める前は、プロになるわけでもないのに部活動でひたすらバスケットボールばかりしている人でした。
小学1年生の頃からほぼ毎日練習をし、大学生になってからも変わらずバスケットボールばかりしていました。
それ以外では単位を落とさないように授業を受け、友達と遊んだり美味しいご飯を食べに行ったりと一般的な大学生のような日々を過ごしていました。
将来のビジョンはなく、ただ今が楽しければそれで良いとしか考えていなかったのです。

インターンシップを始めたきっかけは?

就活において部活動をやっていることはある程度プラスになると聞いていました。
しかし、それだけだと体育会で培われた精神力しか自分の強みにならないと考えました。
また、社会に出た時に即戦力になれるような力を身につけたいとも考え、インターンシップを始めることを決意したのです。

私が体験したインターンシップは他のインターンシップとは違い、業務のサポートをする訳ではありません。
実際に自分が現場に出るため、現場経験を積むことができます。
それが魅力的に思えたので応募しました。
インターンシップを通してどんな風に成長したか

相手の話をよく聞き、そのニーズに合わせた商品の提供ができるようになりました。
今までの私は日常生活だと自分が話したいことしか話さないような人でした。
当初、インターンシップ先における営業では「これが良いから買ってください」と商品の良さを一方的に推すようなタイプでした。
自分の会話ばかりするような人だったのです。
このような会話のスタンスだと相手の興味を引きつけることができません。
インターンシップを通してそのことに気づくことができました。
今の私は相手の話と自分の話の割合を常に気をつけています。
インターンシップで考え方を変えた結果、日常生活でも相手の立場に立ち、相手の状況を踏まえながら会話ができるようになりました。

成長できた理由・要因は?

直属の上長にかけられた言葉がきっかけになりました。
商品は誰から買っても変わらないのに、あえて自分から買ってもらう。
その時にどのような人から商品を買いたいか。
やはり買った後のビジョンを考えられて、顧客に寄り添ってくれる人から商品を買う。
私にはこの言葉がとても響きました。
それからは商品価値を提供するだけではなく、お客様の話を聞いて商品を使っている未来を想像できるような会話をすることを意識しています。

そうすることでお客様とのラポールを築きやすくなり、自分の話も聞いてもらえるようになりました。
これから挑戦したいこと

自分にしか生み出せない付加価値を生み出し、それを提供できる人になることです。
私は世の中のニーズに合わせたクリティカルなアイディアを生み出し、論理的に組み立てて実現することができる人をとても尊敬しています。
また、誰からも信頼されて仕事を多く任される人も尊敬しています。
私もそのような人になり、「この人に仕事を任せれば絶対結果が出る」と思われるくらいの安心感を与え、周りから頼られる人間になりたいです。

私にとってインターンとは

私にとってインターンシップとは、社会人になる前にスタートダッシュが切れる場所です。
一般的な大学生は学生生活を終えたら、皆肩を並べて就職をすると思います。
しかしその前に社会人の一員として現場経験を積んでおくと、頭一つ抜けた状態で社会に出ることができます。
そのため即戦力人材として活躍できる可能性が圧倒的に高いです。
ただのスポーツ人間だった私もインターンシップを通して大きく変わることができました。
自分に強みが欲しいと考えている人、部活動以外にも新しいことをやりたい人には強く勧めたいです。
